「かながわ県産木材を知るバス見学会」
去る4月22日(土)に、湘南プレミアハウスと神奈川新聞社の協力で、「神奈川の森 バス見学会」を実施いたしました。

今回は、相模湖駅から徒歩20分の、甲州街道・小原宿に近い小原地区県営林にて、木材の伐採見学をしていただきました。美女谷(びじょだに)という地名も残っている、川のせせらぎが心地よい山林です。
木が倒れる瞬間は、見学の皆様から「おぉー!」と驚きの声が上がりました。
林業作業員は、その声が聞こえることが嬉しいそうです。
森林に詳しい、県職員の江口様には楽しい解説をしていただき、ご参加の皆様には、森林、製材工場、そして県産材住宅と、一日で木材の地産解消を体験していただきました。

かながわの木で家を建てることは、“ウッドマイレージのとても少ない環境に良い”という理解を深めていただけたと思います。
報告:(株)イソダ 岩澤 康弘
 「110年桧と杉の伐採・製材工場見学ツアー」
去る11月10日(土)、諸戸林業(株)と(株)市川屋のご案内による、「110年桧と杉の伐採・製材工場見学ツアー」を実施いたしました。
今回は、会員6社、22名の参加がありました。
初めに諸戸林業の山林事務所で、遠藤氏より山と植林の歴史についてお話ししていただきました。
築110年の風雪に耐えた和風の趣きがある事務所には、製材された床材や柱が並べてあり、どれも見事な製品でした。
このあと山に入り、間伐を受けた明るい森と、間伐を受けていない暗い森の比較見学をさせていただきました。
明るく手入れの行き届いた森は下草も生え、ミツマタの木が自生していましたが、
暗い森には大雨による倒木が発生していました。
次に110年生の杉と桧の伐採を見学させていただきました。
杉の切り株の表面は伐採した後も、根から吸い上げた水が表面を湿らせていました。
桧はより固いのか、杉よりも伐採時間が長くかかっていました。
それにしても110年もの長きに渡り、酸素を作り続けてくれるのですから有り難いことですね。
これからは柱や土台となって、第二の恩恵を私たちに与えてくれることでしょう。
昼食は諸戸林業の「ボスコ オートキャンプ場」で、遠藤氏よりバーベキューをご用意いただきました。
空気の澄んだ自然の中でとる食事はひときわ美味しく感じられました。
参加者の皆さんも、和気あいあいと楽しんでおられました。
昼食後はフォレスト津久井(製材工場)で、県産木材の生産過程を見学させていただきました。
工場には桧と杉の丸太がたくさん積まれ、最新式の製材機械はオートメーション化されており、少ない人手で稼働していました。
製品化された「湘南プレミアハウス」の材料も、出荷を待っていました。
最後に“丹沢あんぱん”で有名なオギノパンの名物“あげぱん”をいただき、解散しました。
今回改めて生産過程の理解を深めることが出来て、大変有意義な一日となりました。
この場をお借りして、諸戸林業(株)の服部氏、遠藤氏と(株)市川屋の皆様のご協力にお礼申し上げます。
報告:(株)イソダ 岩澤 康弘




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